恐感心(読み)おそろかんしん

精選版 日本国語大辞典 「恐感心」の意味・読み・例文・類語

おそろ【恐】 感心(かんしん)

  1. 江戸時代寛政一七八九‐一八〇一)頃に流行した、恐れ入り感心した意味通人の語。「かんしん」を「韓信」「寒玉子」「寒しじみ」などとしゃれていうことが多い。
    1. [初出の実例]「新右衛門聞きて、おそろ感心感心」(出典:黄表紙・即席耳学問(1790))
    2. 「源三位の手がらには、おそろかんしん胯をくぐり」(出典:滑稽本・和合人(1823‐44)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android