恒常所得(読み)こうじょうしょとく

大辞林 第三版の解説

こうじょうしょとく【恒常所得】

不定期的な所得ではなく、月給のように定期的に入ることが予想される所得。 → 変動所得

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

こうじょうしょとく【恒常所得】

第2次大戦後,アメリカの消費需要の予測精度を高めるという目的とS.クズネッツの提起した貯蓄率変動の理論的解明という目的とから,いわゆる消費関数論争が展開された。その論争のなかでM.フリードマンは,恒常所得仮説permanent income hypothesisを提唱した。フリードマンは,実際に観測される所得measured incomeを恒常的所得部分permanent incomeと変動的所得部分transitory incomeに分けたうえで,貯蓄率の変動を前者の恒常所得に依存する長期的趨勢分と後者の変動所得に依存する短期的変動分とに分けて説明しようと試みる。

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