恨事(読み)コンジ

デジタル大辞泉 「恨事」の意味・読み・例文・類語

こん‐じ【恨事】

恨みが残ること。残念なこと。「千秋恨事

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「恨事」の意味・読み・例文・類語

こん‐じ【恨事】

  1. 〘 名詞 〙 うらめしいこと。遺恨であること。残念なこと。
    1. [初出の実例]「徂徠の見識と学殖とで小説を書かなかったは日本文学史の恨事(コンジ)である」(出典:嚼氷冷語(1899)〈内田魯庵〉)
    2. [その他の文献]〔劉禹錫‐三閣辞〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「恨事」の読み・字形・画数・意味

【恨事】こんじ

遺憾の事。

字通「恨」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android