学殖(読み)ガクショク

精選版 日本国語大辞典 「学殖」の意味・読み・例文・類語

がく‐しょく【学殖】

  1. 〘 名詞 〙 学問を積むこと。また、身についた学問上の知識。学問の素養。
    1. [初出の実例]「論学殖、則義堂似絶海」(出典日本詩史(1771)二)
    2. 「身分、閲歴、学殖、年齢などといふいかめしい資格が」(出典:或る女(1919)〈有島武郎〉前)
    3. [その他の文献]〔銭‐授裴廷裕左散騎常侍制〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「学殖」の読み・字形・画数・意味

【学殖】がくしよく

深い学識。〔晋書、王凝之の妻謝氏伝〕嘗(かつ)て(謝)玄の學殖まざるを(そし)りて曰く、塵務の心に經(ふ)るが爲か、天の限りるかと。

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