恨葛露濡衣(読み)うらみくずつゆにぬれぎぬ

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「恨葛露濡衣」の解説

恨葛露濡衣
〔常磐津〕
うらみくず つゆにぬれぎぬ

歌舞伎・浄瑠璃外題
作者
河竹新七(2代)
演者
岸沢古式部
初演
文久2.閏8(江戸守田座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の恨葛露濡衣の言及

【勧善懲悪覗機関】より

…後半は久八の筋で,伊勢屋の若旦那千太郎の使い込みの責めを負った久八が,紙屑屋になって道十郎の家族を助けるところが見せ場である。七幕目には千太郎と小夜衣の常磐津の道行があり《恨葛露濡衣(うらみくずつゆにぬれぎぬ)》といって有名。大詰は,過って千太郎を刺した久八と長庵が,同じ奉行所の白州で大岡越前守に裁かれ,長庵は有罪,久八は過失致死で無罪になる。…

※「恨葛露濡衣」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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