恩志村(読み)おんじむら

日本歴史地名大系 「恩志村」の解説

恩志村
おんじむら

[現在地名]岩美町恩志

新井にい村の南東に位置する。支村に会下えげ坂上さかげがある(因幡志)。正保期(一六四四―四八)作成と推定される因幡国絵図(県立博物館蔵)に「恩地村」とみえるが、元禄郷帳作成時に恩志村と改められている(元禄一四年「変地其外相改目録」県立博物館蔵)。拝領高は五七一石余、本免は五ツ四分。藪役銀三匁七分余を課されており(藩史)、福田氏の給地があった(給人所付帳)。「因幡志」によれば家数四四。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android