恬静(読み)てんせい

精選版 日本国語大辞典 「恬静」の意味・読み・例文・類語

てん‐せい【恬静】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 安らかで静かなさま。落ち着いて騒がないさま。てんじょう。
    1. [初出の実例]「密霧冥濛、風力恬静にして、船を進むること難く」(出典:玉石志林(1861‐64)一)
    2. [その他の文献]〔晉書‐辛謐伝〕

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普及版 字通 「恬静」の読み・字形・画数・意味

【恬静】てんせい

もの静かで無欲。〔後漢書逸民、法真伝〕學を好みて常家無く、外の圖典にじ、關西の大儒爲(た)り。弟子~陳留の等數百人。性、恬靜寡欲、人(じんかん)の事にはらず。

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