息抜(読み)いきぬき

精選版 日本国語大辞典 「息抜」の意味・読み・例文・類語

いき‐ぬき【息抜】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( つめていた息をはき出す意から ) 緊張から解放されてしばらく休むこと。休息。息つぎ。
    1. [初出の実例]「一時勝負(いっときせうぶ)の息貫(イキヌキ)間にあいもおかしきもの歟」(出典:洒落本・寸南破良意(1775)跋)
  3. 換気通風をよくするための穴や窓。息出し。換気口。いきぬかし。
    1. [初出の実例]「息抜きの窓が奥の方の手も届かない処に切られてあるが、夜は戸をしめてしまふ」(出典:逆徒(1913)〈平出修〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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