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通風 つうふうdraft; draught

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

通風
つうふう
draft; draught

(1) 燃料の燃焼に必要な空気を炉やボイラに送ること。煙突による自然通風送風機などによる人工通風とがある。さらに人工通風には送風機を炉の前に据付けて大気圧以上の空気を強制的に押込む方式 (押込通風) ,煙道の終端に通風ファンを設けて煙道ガスを吸出す方式 (吸出通風) ,およびこの両者を併用した方式 (平衡通風) とがある。 (2) 換気装置において空気の吸込み口または吹出し口付近に感じる空気の流れをいう。

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デジタル大辞泉の解説

つう‐ふう【通風】

[名](スル)風を通すこと。空気の流通をよくして新鮮な空気を通わせること。かぜとおし。「通風のよい部屋」「通風口」

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大辞林 第三版の解説

つうふう【通風】

( 名 ) スル
空気を通すこと。空気の流通の悪い所に新鮮な空気を通すこと。 「 -をよくする」

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

通風
つうふう
cross ventilation

窓のような比較的大きな開口を開放して室内風速を大きくし、大量の自然換気を行うこと。夏季に風力を利用して室内に可感気流を生じさせ、人体からの熱放散を盛んにして温感を下げることが通風の目的である。
 温感に与える熱環境の要素は温度、湿度、風速、放射熱で、このうちの一つの要素だけでも変化が生じれば温感は変動する。風速以外の三要素が変化しないときに風速が大きくなれば、人体の熱および表面の水分蒸発が促進され、有効温度は下がり、人体は涼しく感じる。夏季の通風換気における室内風速は50センチメートル毎秒以上が必要とされる。
 通風をよくするには通風経路、窓の開口面積、窓の開き方など十分考慮しなければならない。一般的な引き違い窓の場合、風上側窓前に障害物がなく、通風経路が室全体にわたるように、風上側の窓をできるだけ大きく、主風向に対して垂直に設けるとともに、風下側の窓も十分大きくとることが必要である。通風量は室内風速に比例し、室内風速は外部風速に比例するから、外部風速が大きければ通風量も大きい。外部風速に対する室内風速の比を通風比または通風率といい、これができるだけ一に近く、かつ室内一様になることが望ましい。わが国の夏季のような高温多湿地域では、住宅設計に際して通風計画に考慮を払うことが肝要である。[水畑雅行]

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世界大百科事典内の通風の言及

【換気】より

…給排気ともに機械力による方法,給気のみ機械力による押込み法,排気のみ機械力による吸出し法とに分類され,厨房,便所,浴室などでは,機械換気を用いる場合は,吸出し法によって室内圧を負にして汚染空気が他の室へ漏れないようにする。自然換気のうち,風力換気は風上と風下の圧力差によって換気を行うもので通風ともいう。換気量は風速に比例し開口面積とともに多くなる。…

※「通風」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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