恵弥(読み)えみ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「恵弥」の解説

恵弥 えみ

?-? 百済(くだら)(朝鮮)の僧。
道欣(どうこん)らと百済王の使いとして呉(中国)にいく。戦乱で入国できず本国へもどる途中暴風にあい,推古天皇17年(609)肥後(熊本県)に漂着。帰国せず大和(奈良県)元興寺にとどまった。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例