恵空(1)(読み)えくう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「恵空(1)」の解説

恵空(1) えくう

1643-1691 江戸時代前期の僧。
寛永20年生まれ。はじめ浄土真宗,のち天台宗にうつる。紀伊(きい)名草郡(和歌山県)浄福寺,ついで京都正立(しょうりゅう)寺の住持となる。「元亨(げんこう)釈書和解(わげ)」「実語教諺解(げんかい)」「徒然草参考」など,さまざまな分野にわたっておおくの著作をのこした。元禄(げんろく)4年死去。49歳。俗姓木曾。号は曲肱亭。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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