悔し紛れ(読み)クヤシマギレ

デジタル大辞泉 「悔し紛れ」の意味・読み・例文・類語

くやし‐まぎれ【悔し紛れ】

[名・形動]くやしさのあまりに見境がなくなること。また、そのさま。「悔し紛れ悪態をつく」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「悔し紛れ」の意味・読み・例文・類語

くやし‐まぎれ【悔紛・口惜紛】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) くやしさに気が奪われて、理性分別を失うこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「良人と恃(たの)む伝兵衛殿に、嫌はれたる口惜紛(クヤシマギ)れ」(出典人情本・恋の花染(1832‐34)初)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android