悦懌(読み)えつえき

精選版 日本国語大辞典 「悦懌」の意味・読み・例文・類語

えつ‐えき【悦懌】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「悦」「懌」ともに「よろこぶ」の意 ) よろこぶこと。
    1. [初出の実例]「三軍説懌(ヱツヱキ)して卒畏(をそれ)法」(出典:文明本節用集(室町中))
    2. [その他の文献]〔説苑‐反質〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「悦懌」の読み・字形・画数・意味

【悦懌】えつえき

大いによろこぶ。〔論衡、験符〕初三年、零陵泉陵の女子傅宅の土中に、忽(たちま)ち五本を生ず。長きは尺四五寸。~太守~奉獻す。皇懌し、錢衣を賜ふ。

字通「悦」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android