悪虫(読み)あくちゅう

精選版 日本国語大辞典の解説

あく‐ちゅう【悪虫】

〘名〙 人畜に害を加える虫。また、人の憎み嫌う虫。害虫。〔饅頭屋本節用集(国会図書館蔵本)(室町末)〕
※西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一一「水を臭壊する悪虫の、飲む者を病ましむるに似たり」

わるい【悪】 虫(むし)

癇癪(かんしゃく)の虫。癇癪。また、癇癪もち。
※浄瑠璃・冥途の飛脚(1711頃)中「忠兵衛元来わるいむし押へかねてずんと出」
② よくない癖。
③ 好ましくない交際相手。たちのよくない情人。わるむし。
※俳諧・山之端千句(1680)下「はやり出のさまにはわるい虫かつく〈宗因〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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