デジタル大辞泉 「情人」の意味・読み・例文・類語 じょう‐じん〔ジヤウ‐〕【情人】 恋愛関係にある人。情事の相手。愛人。いろ。じょうにん。[類語]恋人・愛人・いろ・彼氏・彼・彼女・いい人・思い人・思い者・紐・情夫・男・間夫・間男・色男・男妾・燕・若い燕・情婦・女・妾・手掛け・二号・側室・側女そばめ・愛妾・囲い者・思い者・内妻・色女・手つき・一夜妻・ボーイフレンド・ガールフレンド・ラバー・フィアンセ・ダーリン・ハニー・パートナー・アモーレ じょうにん【情人】[書名] 北原武夫の小説集。昭和47年(1972)刊。「霧雨」と「黄昏」の2部からなる。酒場で知り合った若い女性にのめりこんでいく中年男性の姿を描く。山口洋子の短編小説。副題は「アマン」。昭和55年(1980)発表。作詞家として知られた著者による処女小説。 じょう‐にん〔ジヤウ‐〕【情人】 ⇒じょうじん(情人)[補説]書名別項。→情人 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「情人」の意味・読み・例文・類語 じょう‐じんジャウ‥【情人】 〘 名詞 〙① 恋しく思う人。愛人。こいびと。また、情事の相手。いろ。じょうにん。[初出の実例]「坊主はひとり、情人はふたり」(出典:浮世草子・好色五人女(1686)五)「只僕にお玉の情人(ジャウジン)になる要約の備はってゐぬことは論を須(ま)たぬから」(出典:雁(1911‐13)〈森鴎外〉二四)[その他の文献]〔鮑照‐翫月城西門廨中詩〕② 情のある人。こころある人。[初出の実例]「茲可レ謂三江村春而感二於情人一也」(出典:経国集(827)一・春江賦〈嵯峨天皇〉) なさけ‐びと【情人】 〘 名詞 〙① 情愛の厚い人。情ぶかい人。情のこまかい人。[初出の実例]「業平様はなさけ人、年寄の心をあはれみ」(出典:浄瑠璃・井筒業平河内通(1720)二)② 情を売る人。色を売る人。遊女。[初出の実例]「是れは此処に名高き情人(ナサケびと)〈略〉都女郎難波女にもすぐれたるとこそ申せ」(出典:浮世草子・好色三代男(1686)三) じょう‐にんジャウ‥【情人】 〘 名詞 〙 恋愛関係にある異性。愛人。また、情事の相手。いろ。じょうじん。[初出の実例]「情人(ジャウニン)文次郎へ操をば捨ずといへども」(出典:人情本・英対暖語(1838)四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
普及版 字通 「情人」の読み・字形・画数・意味 【情人】じよう(じやう)じん 友人。また、相思の人。〔楽府詩集、清商曲辞一、子夜四時歌、秋歌十八首、二〕露、凝りて玉の如し 涼風、中夜に發す 人、(ま)た臥せず 冶(やいう)、にす字通「情」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報 Sponserd by