悲壮美(読み)ヒソウビ

デジタル大辞泉 「悲壮美」の意味・読み・例文・類語

ひそう‐び〔ヒサウ‐〕【悲壮美】

美学で、悲劇性の中で崇高さを伴って現れる美。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「悲壮美」の意味・読み・例文・類語

ひそう‐びヒサウ‥【悲壮美】

  1. 〘 名詞 〙 たとえば英雄の死など、自我に対して享受する対象のほうが非常に悲劇的な性質を帯びている場合に生じる美的感情
    1. [初出の実例]「其の面(おもて)孤城落日の悲壮美を示さずや」(出典あめりか物語(1908)〈永井荷風〉夜あるき)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む