悲歓(読み)ひかん

精選版 日本国語大辞典 「悲歓」の意味・読み・例文・類語

ひ‐かん‥クヮン【悲歓】

  1. 〘 名詞 〙 悲しみと喜び。
    1. [初出の実例]「是非得失悲歓は自己の心から起ぞ」(出典:両足院本山谷抄(1500頃)一三)
    2. [その他の文献]〔任昉‐贈郭桐盧出谿口詩〕

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普及版 字通 「悲歓」の読み・字形・画数・意味

【悲歓】ひかん(くわん)

悲しみと歓(よろこ)びと。金・元好問〔程の女に別る〕詩 女を生みて(すなは)ち知る、聊(しばら)く寄託するを 中年尤も覺ゆ、悲を感ずるを

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