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情報の非対称性 じょうほうのひたいしょうせい

ナビゲート ビジネス基本用語集の解説

情報の非対称性

取引を行う際、商品等に関して当事者がもっている情報に当事者間で格差があること。 例えば、新品の商品が取引される場合、品質や性能がカタログ等によって示されており、価格を決定する情報は、売り手と買い手との間で「対称」であるといえる。それに対し、中古品の場合は、個体ごとに使用年数、摩耗や損傷の有無・程度などの情報が異なるため、価格を決定する品質情報に関して、売り手と買い手との間に「非対称性」が生じるといえる。 後者の場合、買い手は価値の低い中古品を、そうとは知らずに高い価格で買ってしまうおそれがある。しかし、後になって自分が損な取引をしたことに買い手が気づき、他の買い手も購入に対して慎重になると、中古品が売れなくなる可能性が出てくる。そこで売り手は、情報公開や何らかの品質保証を求められることになる。 このように、市場に情報の非対称性が存在する場合、その市場ではさまざまな問題が生ずる。逆選択やモラル・ハザードなどはその代表例とされている。

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デジタル大辞泉の解説

じょうほう‐の‐ひたいしょうせい〔ジヤウホウ‐〕【情報の非対称性】

市場で取引される商品やサービスに関して、ある経済主体が他の経済主体よりも情報を多く持っている状態。たとえば、商品を販売する企業は消費者よりも詳細な情報を持ち、有利な立場にあること。情報の非対称性が大きくなると、消費者は製品の購入を控えるようになり、市場の取引が円滑に行われなくなることがある。→レモンの原理

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