情報圧縮(読み)じょうほうあっしゅく(その他表記)data compression

翻訳|data compression

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「情報圧縮」の意味・わかりやすい解説

情報圧縮
じょうほうあっしゅく
data compression

データの内容を本質的に変えずにその大きさを小さくするソフトウェア技術。データ伝送路の大きさ,蓄積装置の大きさが無限でないために,いろいろな方法が開発されている。元のデータに戻すことができる可逆圧縮とそうでない非可逆圧縮に分けられる。同じパターンが多数出現する場合などデータの冗長性がある場合には,それを短いビット列で置き換えるなどの方法で可逆圧縮が可能である。情報の欠落が許されないテキストデータやソフトウェアなどの場合は,可逆圧縮が使われる。一方,音声や静止画,動画などの情報では,伝送路,再生能力などに応じて圧縮が必要で,この場合は非可逆圧縮も多く使われる。ソニーが MD (ミニディスク) 用に開発した音声データ圧縮 ATRACや静止画像データ圧縮で標準的に使われる JPEG,動画のMPEGなどは非可逆圧縮の例である。

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