想蘊(読み)そううん

精選版 日本国語大辞典 「想蘊」の意味・読み・例文・類語

そう‐うんサウ‥【想蘊】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「蘊」はあつまりの意で、種々のものを一括してとらえる意 ) 仏語。=そう(想)
    1. [初出の実例]「次手に揮き持取は、此亦相蘊の依所なり」(出典:神道集(1358頃)五)
    2. 「此の妄想をおもひすてて、第三の想蘊をこえて、さとりの田地にいたるべし」(出典:鉄眼禅師仮名法語(1691)三)
    3. [その他の文献]〔倶舎論‐一〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android