愁いごかし(読み)うれいごかし

精選版 日本国語大辞典 「愁いごかし」の意味・読み・例文・類語

うれい‐ごかしうれひ‥【愁ごかし】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ごかし」は、「こかす」の連用形の名詞化した「こかし」の変化したもので、策略を用いて人を倒す、欺くことの意 ) うれいや嘆きの様子で、あわれっぽく持ちかけ、人をだましたり、同情をひいたりすること。
    1. [初出の実例]「例の習ひの涙をこぼし、『ようござんす、私さへ死ぬればよいもの』といふ、てっきり患(ウレイ)ごかしであらふ」(出典:浮世草子・傾城禁短気(1711)一)

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