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愁三重 うれいさんじゅう

大辞林 第三版の解説

うれいさんじゅう【愁三重】

浄瑠璃で、愁嘆場の終わりに愁いを強調する義太夫の節、および三味線の手。特に親子・肉親の生き別れ、死に別れなどの悲劇をもって終わる場面に多い。
下座音楽の一。主役が愁いに沈んで花道を引っ込むときに用いる。幕外へ立て三味線が出て独奏する。次第にテンポを速めたあと、送り三重となる。「忠臣蔵」四段目、「熊谷陣屋」など。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の愁三重の言及

【歌舞伎】より

…大太鼓の独奏により一日の上演の終りを知らせる意味で,終演と同時に打ち出される。 愁三重(うれいさんじゆう)幕外の引込みで人物の愁いを含む思入れを強調する,三味線の独奏による旋律型。あとは〈送り三重〉に転じて早間となり,人物は花道を入る。…

※「愁三重」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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