哀愁(読み)アイシュウ

デジタル大辞泉の解説

あい‐しゅう〔‐シウ〕【哀愁】

寂しくもの悲しい気持ち。もの悲しさ。ペーソス。「哀愁を帯びた調べ」
[補説]作品名別項。→哀愁

あいしゅう【哀愁】[映画]

《原題Waterloo Bridge》アメリカ映画。1940年公開。監督はマービン=ルロイ。主演はビビアン=リー、ロバート=テイラー。第二次大戦中のロンドンを舞台に、踊り子と将校の悲恋を描く。

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大辞林 第三版の解説

あいしゅう【哀愁】

何とはなしに悲しい気持ち。もの悲しい感じ。 「 -を帯びたメロディー」

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

哀愁
あいしゅう
Waterloo Bridge

アメリカ映画。監督マーヴィン・ルロイ。1940年作品。1938年にメトロ・ゴールドウィン・メイヤー社(MGM)に移籍したマーヴィン・ルロイが最初に監督した作品。それまでのリアリズム的スタイルから脱却し、第二次世界大戦中のロンドンを舞台に、将校と踊り子の切なロマンスを描いた作品。ロバート・シャーウッドRobert Emmet Sherwood(1896―1955)作の舞台劇『ウォータルー橋』の2度目の映画化作品(1度目は『ウォタルウ橋』、ジェームズ・ホエールJames Whale(1889―1957)、1931年)。1940年はアメリカが第二次世界大戦へ参戦する直前の年で、ハリウッドから多くの映画作品がナチスドイツやイタリアなどへ配給されていたが、表立って反ファシズム、反枢軸国を掲げた戦争映画製作は控える傾向があった。一方、本作は戦略的に国内の大衆に向けて参戦の機運を促すため、連合国のイギリスを讃える内容のドラマをロマンス仕立てで描いた代表的作品でもある。1949年(昭和24)日本公開。[堤龍一郎]

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精選版 日本国語大辞典の解説

あい‐しゅう ‥シウ【哀愁】

〘名〙 なんとなく心にはいりこんでくるうら悲しい感じ。もの悲しさ。〔文明本節用集(室町中)〕
※帰去来(1901)〈国木田独歩〉一八「秋気漸く動く頃が尤も哀愁(アイシウ)の深きを催すなるに」

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