独奏(読み)ドクソウ

精選版 日本国語大辞典 「独奏」の意味・読み・例文・類語

どく‐そう【独奏】

  1. 〘 名詞 〙 一人で楽器を演奏すること。また、他の楽器の伴奏や、オーケストラ協奏を伴いながら、一人奏者が主体となって独奏部を受け持ち演奏すること。ソロ。
    1. [初出の実例]「其合奏の胡弓を抜いて、〈略〉『巣鶴鈴慕(さうかくれいぼ)』を独奏(ドクソウ)させたが」(出典恋慕ながし(1898)〈小栗風葉〉一〇)
    2. [その他の文献]〔庾闡‐孫登隠居詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む