愁絶(読み)シュウゼツ

デジタル大辞泉 「愁絶」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐ぜつ〔シウ‐〕【愁絶】

悲しみに堪えないこと。

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精選版 日本国語大辞典 「愁絶」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐ぜつシウ‥【愁絶】

  1. 〘 名詞 〙 はなはだしくつらく悲しいこと。悲しみにたえないこと。また、その悲しみ。
    1. [初出の実例]「麗色佳詞古無具、春心愁絶浣花渓」(出典:蕉堅藁(1403)賦海棠寄西山故人)
    2. [その他の文献]〔戴叔倫‐転応詞〕

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普及版 字通 「愁絶」の読み・字形・画数・意味

【愁絶】しゆう(しう)ぜつ

ひどく愁える。唐・杜甫〔京より奉先県に赴くときの詠懐五百字〕詩 杜陵に布衣り 老大轉(うた)た拙なり ~沈飮して聊(いささ)か自ら(わす)れ 放歌して愁を破る

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