愁腸(読み)シュウチョウ

デジタル大辞泉 「愁腸」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐ちょう〔シウチヤウ〕【愁腸】

うれえ悲しむ心。愁心

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「愁腸」の意味・読み・例文・類語

しゅう‐ちょうシウチャウ【愁腸】

  1. 〘 名詞 〙 思いなやんで悲しむ心中
    1. [初出の実例]「恋思人何心府切、愁膓断誰且暫息」(出典:元祿版本新撰万葉(10C前)下)
    2. [その他の文献]〔傅玄‐雲歌〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「愁腸」の読み・字形・画数・意味

【愁腸】しゆうちよう(しうちやう)

愁心。唐・崔櫓〔春日即事〕詩 畫橋、春煖かなり、歌の夜 肯て信(まか)す、愁腸日に九廻するに

字通「愁」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android