意加美神社(読み)おかみじんじや

日本歴史地名大系 「意加美神社」の解説

意加美神社
おかみじんじや

[現在地名]総領町稲草 下市

稲草いなくさの北西部、田総たぶさ川北岸の山際に鎮座する。主祭神は高神であるが吉備津彦命を相殿に祀るため彦宮とも称する。旧郷社。「延喜式」神名帳に甲奴郡一座として記される同名社に比定される。田総庄の鎮守社ともいわれ、「芸藩通志」には長久三年(一〇四二)重修の棟札があると記す。同書は「社の東神入谷の傍に影向石といふあり、里俗神石と称し敢て触れず、昔村内川平山城主永井某当社へ神田を付といふ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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