意想(読み)いそう

精選版 日本国語大辞典 「意想」の意味・読み・例文・類語

い‐そう ‥サウ【意想】

〘名〙 物事に対して持つ、あるまとまった考え。また、ある物事について、こうであると考えること。
童子問(1707)下「二氏之教、皆出其意想造作而非自然之正道
米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉三「其宗教の信向に於て、人心の固結せること〈略〉東亜細亜の道徳政治に生長せる人は、殆ど意想し能はざるべし」 〔韓非子‐解老〕

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デジタル大辞泉 「意想」の意味・読み・例文・類語

い‐そう〔‐サウ〕【意想】

物事に対して抱く、考え。

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普及版 字通 「意想」の読み・字形・画数・意味

【意想】いそう(さう)

心に思う。考え。〔韓非子、解老〕人、生象を見ること希(まれ)なり。故に人の想する以のは、皆之れを象と謂ふなり。

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