意調子(読み)いぢょうし

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

意調子
いぢょうし

雅楽における前奏曲一種。高麗壱越 (こまいちこつ) 調 (主音ホ) の音取の一種で特定の楽曲に先立ち,高麗笛篳篥 (ひちりき) の音頭によって奏され,後半では三の鼓が打添えられる。非拍節的リズムのもので,曲の途中笛と篳篥の旋律が非常に食違うところがあるので,両人は心を合せて奏さなければならないことからか,「心調子 (しんちょうし) 」ともいう。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

多文化主義

マルチ・カルチュラリズムともいう。さまざまな人種,民族,階層がそれぞれの独自性を保ちながら,他者のそれも積極的に容認し共存していこうという考え方,立場。「人種のるつぼ」的な同化主義に対抗する考え方で,...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android