愚人は夏の虫(読み)グニンハナツノムシ

デジタル大辞泉 「愚人は夏の虫」の意味・読み・例文・類語

愚人ぐにんなつむし

愚人自分から我が身危地におとしいれるということのたとえ。
[類語]飛んで火に入る夏の虫墓穴ぼけつを掘る自ら墓穴を掘る紙子着て川へまる雪仏の水遊び

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「愚人は夏の虫」の意味・読み・例文・類語

ぐにん【愚人】 は 夏(なつ)の虫(むし)

  1. 愚人は自分からわが身を危地に陥れるということのたとえ。
    1. [初出の実例]「智者は秋の鹿、鳴きて山に入る。愚人(グニン)は夏(ナツ)の虫(ムシ)、飛んで火に焼く」(出典源平盛衰記(14C前)八)

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