愚人は夏の虫(読み)グニンハナツノムシ

精選版 日本国語大辞典 「愚人は夏の虫」の意味・読み・例文・類語

ぐにん【愚人】 は 夏(なつ)の虫(むし)

  1. 愚人は自分からわが身を危地に陥れるということのたとえ。
    1. [初出の実例]「智者は秋の鹿、鳴きて山に入る。愚人(グニン)は夏(ナツ)の虫(ムシ)、飛んで火に焼く」(出典源平盛衰記(14C前)八)

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