雪仏の水遊び(読み)ユキボトケノミズアソビ

デジタル大辞泉 「雪仏の水遊び」の意味・読み・例文・類語

雪仏ゆきぼとけ水遊みずあそ

《雪は水中に入ればとけるところから》自分から身を滅ぼすことのたとえ。
[類語]飛んで火に入る夏の虫愚人は夏の虫墓穴ぼけつを掘る自ら墓穴を掘る紙子着て川へまる

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精選版 日本国語大辞典 「雪仏の水遊び」の意味・読み・例文・類語

ゆきぼとけ【雪仏】 の=水遊(みずあそ)び[=日向遊(ひなたあそ)び]

  1. ( 雪は水中やひなたでは解けて崩れていくところから ) 身に危険が迫るのを知らないで、また、みずから災いを招いて身を滅ぼすことのたとえ。雪仏の湯好み。土仏水遊び
    1. [初出の実例]「あき人のよききぬきてうき世くるひの小哥ずきをいはば、雪仏の水あそびしたらんがごとし」(出典:狂歌・吾吟我集(1649)序)

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