愚神礼讚(読み)ぐしんらいさん

精選版 日本国語大辞典 「愚神礼讚」の意味・読み・例文・類語

ぐしんらいさん【愚神礼讚】

  1. ( 原題[ラテン語] Encomium Moriae ) 宗教批判書。エラスムス著。一五一一年刊。痴愚女神の自己礼賛に託して、哲学や宗教などを痛烈に風刺し、素朴な信仰心の復活、自然で自由な人間像回復をはかったもの。ルネサンス精神のさきがけとなった。痴愚神礼讚

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む