デジタル大辞泉
「愚禿」の意味・読み・例文・類語
ぐ‐とく【愚×禿】
《頭を剃った、おろか者の意から》僧が自分をへりくだっていう語。特に、親鸞が自称に用いた。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ぐ‐とく【愚禿】
- [ 1 ] 〘 名詞 〙 僧が、自分のことをへりくだっていう語。
- [ 2 ] 特に、親鸞(しんらん)の自称。親鸞は北国配流の後、禿をもって姓とした。
- [初出の実例]「爰愚禿釈親鸞、慶哉」(出典:教行信証(1224)序)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「愚禿」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の愚禿の言及
【親鸞】より
…予はその一なり。しかればすでに僧に非ず俗に非ず,この故に禿の字を以て姓となす〉と記し,禿の姓の上に愚の字をつけて愚禿(ぐとく)親鸞と称した。戒律を守れぬ肉食妻帯の愚か者こそが阿弥陀仏の救いの対象であることを示したものである。…
※「愚禿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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