愛し(読み)メグシ

デジタル大辞泉 「愛し」の意味・読み・例文・類語

めぐ・し【愛し】

[形ク]
いとおしい。かわいい。
父母を見れば貴く妻子めこ見ればかなしく―・し」〈・四一〇六〉
気がかりである。いたわしい。
「人もなき古りにし里にある人を―・くや君が恋に死なせむ」〈・二五六〇〉

は・し【愛し】

[形シク]いとしい。愛すべきである。かわいらしい。
「み吉野の玉松がは―・しきかも君がみ言を持ちて通はく」〈・一一三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android