愛国学社(読み)あいこくがくしゃ(その他表記)Ai-guo xue-she; Ai-kuo hsüeh-shê

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「愛国学社」の意味・わかりやすい解説

愛国学社
あいこくがくしゃ
Ai-guo xue-she; Ai-kuo hsüeh-shê

中国,光緒 28 (1902) 年 10月,蔡元培 (さいげんばい) を総理章炳麟 (しょうへいりん) らを教員として上海に創設された私立学校。愛国会社ともいう。当時の駐日公使蔡鈞の留日学生派遣阻止に痛憤した中国教育会は,清末官学のあり方を批判し,排満民族主義者養成の学校を創立し,愛国学社と名づけた。しかし蘇報事件 (→蘇報 ) の余波を受け,翌年の夏には解散した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む