日本歴史地名大系 「慈円寺」の解説 慈円寺じえんじ 岡山県:勝田郡勝央町植月東村慈円寺[現在地名]勝央町植月東観音(かんのん)寺の南にある天台宗寺院。弘慶山と号し、本尊阿弥陀如来・元三大師。縁起によれば、貞観三年(八六一)慈覚大師により間山高福(はしたやまこうふく)寺(跡地は現英田郡美作町)の一院として創建。天正年間(一五七三―九二)の戦火により植月北(うえつききた)の日吉山王宮の裏山に移転し、当初日吉山神宮寺と称した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報