植月東村(読み)うえつきひがしむら

日本歴史地名大系 「植月東村」の解説

植月東村
うえつきひがしむら

[現在地名]勝央町植月東

植月北村の東に位置する。村の東部たき川が形成する盆地が広がる。正保郷帳に村名がみえ、田五五二石余・畑八七石余。元禄一〇年(一六九七)美作国郡村高辻帳では改出高一一三石余・開高四八石余、村位は下。美作国郡村高并戸数里程事(武家聞伝記)によると延宝(一六七三―八一)頃と考えられる戸数六二(うち上村一六・市り三三・ほりけ一一・高や二)、延宝四年からは津山藩主の弟森長俊領。森氏断絶後は初め幕府領、延享四年(一七四七)から常陸土浦藩領(美作国郷村支配記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android