慕い寄る(読み)シタイヨル

デジタル大辞泉 「慕い寄る」の意味・読み・例文・類語

したい‐よ・る〔したひ‐〕【慕い寄る】

[動ラ五(四)]そばにいたいと思って近くに行く。慕って近寄る。「先生に―・る弟子は多い」「美しさにひかれて―・る」

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精選版 日本国語大辞典 「慕い寄る」の意味・読み・例文・類語

したい‐よ・るしたひ‥【慕寄】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 したって近よる。追って近寄る。
    1. [初出の実例]「門口へずっと出る夜廻ちらりと気を付て、したひよればうろたへて乗物ににげ入て」(出典:浄瑠璃・丹波与作待夜の小室節(1707頃)中)
    2. 「直ぐ人に『叔父さん』と慕ひ寄られそうな人物」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉四)

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