慙色(読み)ざんしょく

精選版 日本国語大辞典 「慙色」の意味・読み・例文・類語

ざん‐しょく【慙色】

  1. 〘 名詞 〙 恥じる顔色。恥じ入る様子
    1. [初出の実例]「十里沙頭帰去日。面無慚色松梢」(出典:松山集(1365頃)築州皓侍者不回郷為賦一絶)
    2. [その他の文献]〔史記‐陸賈伝〕

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普及版 字通 「慙色」の読み・字形・画数・意味

【慙色】ざんしよく

はじいるようす。〔晋書、周処伝〕らぐにび、王渾~謂ひて曰く、君は國の餘なり。(うれ)ひ無きを得んやと。處對へて曰く、し、三國鼎立す。魏は(さき)に滅び、は後にぶ。國のひ、豈に惟だ一人のみならんやと。渾に慙色り。

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