慳嗇(読み)けんしょく

精選版 日本国語大辞典 「慳嗇」の意味・読み・例文・類語

けん‐しょく【慳嗇・倹嗇】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 倹約することとけちなこと。もの惜しみすること。また、そのさま。吝薔。
    1. [初出の実例]「料都寺上洛。執鋤頭来。太慳嗇」(出典蔭凉軒日録‐長享二年(1488)一一月一二日)
    2. 「河東人の風俗に習て慳嗇にしてせちべんにあるなぞ」(出典:四河入海(17C前)二一)
    3. [その他の文献]〔史記‐貨殖伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「慳嗇」の読み・字形・画数・意味

【慳嗇】けんしよく

やぶさか。

字通「慳」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android