日本歴史地名大系 「慶昌院」の解説 慶昌院けいしよういん 愛知県:瀬戸市今村慶昌院[現在地名]瀬戸市城屋敷町医王山と号し、曹洞宗。本尊釈迦如来。もとは天台宗で、薬師如来を本尊として、八王寺と称したという。寛永五年(一六二八)孝岳慶須が中興開基となって、本尊を釈迦如来に、寺号を慶昌院と改めた。同八年、雲興(うんこう)寺一五世興南義繁が入寺し、曹洞宗に改宗したが、その後衰退して一時無住になったものを、貞享四年(一六八七、一に元禄一一年)雲興寺一九世玄峰伝旨を迎えて法地を再興した(徇行記)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報