憂辛(読み)うやつらや

精選版 日本国語大辞典 「憂辛」の意味・読み・例文・類語

うや‐つらや【憂辛】

  1. 〘 連語 〙 ( 形容詞「憂し」「辛し」の語幹間投助詞「や」の付いたもの ) 憂いことよ、辛いことよ。また、憂いこと、辛いこと。
    1. [初出の実例]「さても身すぎは、うやつらや」(出典:浮世草子・好色訓蒙図彙(1686)上)
    2. 「生死の海のうやつらやの高波に揺られ揺られて」(出典:浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む