精選版 日本国語大辞典 「憎さ」の意味・読み・例文・類語 にく‐さ【憎さ】 〘 名詞 〙 ( 形容詞「にくい」の語幹に接尾語「さ」の付いたもの ) 憎いこと。また、その度合。[初出の実例]「憎さに、冠をなんうち落して」(出典:落窪物語(10C後)二)「大方世の人の口のにくさ、すこしもよりくるやうにのみ人は物を云なり」(出典:愚管抄(1220)五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例