精選版 日本国語大辞典 「憎口」の意味・読み・例文・類語
にくまれ‐ぐち【憎口】
※俳諧・雑談集(1692)下「朝まだき局の丸をうちこぼし〈渓石〉 にくまれ口を姥が名にたつ〈揚水〉」
※滑稽本・七偏人(1857‐63)三「化結だの何のと言て悪(ニクマ)れ口をきいたもんだから、引詰られたのだア」
にくたれ‐ぐち【憎口】
〘名〙 =にくまれぐち(憎口)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報