十和田 操
トワダ ミサオ
昭和期の小説家
- 生年
- 明治33(1900)年3月8日
- 没年
- 昭和53(1978)年1月15日
- 出生地
- 岐阜県郡上郡口明方村
- 本名
- 和田 豊彦
- 学歴〔年〕
- 明治学院高等学部文芸科〔大正13年〕卒
- 経歴
- 卒業後志願兵として岐阜の歩兵連隊に入隊し、除隊後時事新報社会部記者となる。昭和4年「葡萄園」に参加。11年発表の「判任官の子」は芥川賞候補作品となる。12年朝日新聞社出版部に入社、以後も作家として活躍した。他の主な作品に「屋根裏出身」「平時の秋」「老兵従軍旅誌」「いつお前は嫁に行く」「十和田操作品集」などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
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十和田操 とわだ-みさお
1900-1978 昭和時代の小説家。
明治33年3月8日生まれ。時事新報社,のち朝日新聞社に勤務。「葡萄(ぶどう)園」同人となり,「饒舌(じょうぜつ)家ズボン氏の話」で泉鏡花にみとめられる。晩年は母校の明治学院大でおしえた。昭和53年1月15日死去。77歳。岐阜県出身。本名は和田豊彦。作品に「判任官の子」「平時の秋」など。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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