精選版 日本国語大辞典 「懐合」の意味・読み・例文・類語 ふところ‐あい‥あひ【懐合】 〘 名詞 〙① 自分の持つ考え。意見。了簡。② 所持金の都合。金回り。ふところぐあい。[初出の実例]「今日帰路(けえり)に買って来て遣りてえと思ったんだが、懐合(フトコロエエ)が悪いから」(出典:黒蜴蜓(1895)〈広津柳浪〉三)③ 取引市場で、仲買人が客と売買をして取引所には出さないこと。ふところあきない。のみ。〔取引所用語字彙(1917)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例