精選版 日本国語大辞典 「懸句」の意味・読み・例文・類語 かけ‐く【懸句】 〘 名詞 〙① 連歌の付け句で、一句の意味としての独立性が薄く、前句にかけて意味の立つような句。[初出の実例]「さびしさも猶やましばの夕煙、月にはいとふ雲とこそなれ、此句、懸句の様にて」(出典:撃蒙抄(1358))② =かけてには(掛手爾波)[初出の実例]「うけとりてには、かけてには似たれども、上の句に下の句を付をばうけとりと云、下の句に上の句付をばかけ句と云也」(出典:長短抄(1390頃)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by