下の句(読み)シモノク

デジタル大辞泉 「下の句」の意味・読み・例文・類語

しも‐の‐く【下の句】

短歌1首の第4句と第5句。⇔かみの句
連歌俳諧の七・七の短句

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「下の句」の意味・読み・例文・類語

しも【下】 の 句(く)

  1. 短歌で、末の七・七の二句。短歌の第四句と第五句。末。末句。末の句。下句。⇔上(かみ)の句
    1. [初出の実例]「業平あはれにかなしくおほえけれは涙をおさへつつ下句をつけけり」(出典:無名抄(1211頃))
  2. 連歌で、七・七の句。末の句。短句。下句。
    1. [初出の実例]「只上の句にても下の句にても言ひかけつれば、いま半を付けける也」(出典:連理秘抄(1349))

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