掛手爾波(読み)かけてには

精選版 日本国語大辞典 「掛手爾波」の意味・読み・例文・類語

かけ‐てには【掛手爾波】

  1. 〘 名詞 〙 連歌連句で、長句の末の語が、前にある短句の頭の語に、寄合(よりあい)の縁で続く付合(つけあい)をいう。たとえば、「さしたる戸をもおそくあけけり 山かぜの寒をいとふ朝日影」という句で、長句の「朝日影」と短句の「さ(鎖)し」とが「朝日影がさ(射)す」という関係にある場合。懸句。⇔請手爾波(うけてには)
    1. [初出の実例]「かけてには(たとへば下句に)、すむかひもなき草の庵かな はやむすぶ岩屋の内のたまり水」(出典:知連抄(1374頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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