懸命の地(読み)ケンメイノチ

デジタル大辞泉 「懸命の地」の意味・読み・例文・類語

懸命けんめい

主家から与えられた、生活基盤とする領地。一所懸命の領地。
「―をぞ安堵あんどせられける」〈太平記一一

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関連語 飛脚 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「懸命の地」の意味・読み・例文・類語

けんめい【懸命】 の 地(ち)

  1. 主家から与えられた、生計のたのみとなる大切な領地。一所懸命の地。
    1. [初出の実例]「不日に飛脚を以て、此由を奏聞ありければ、則勅免有て、懸命(ケンメイ)の地をぞ安堵せられける」(出典:太平記(14C後)一一)

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